エホバの証人の活動目的とは?

エホバの証人の活動目的は、三つの角度から説明することができる。

第一に、証人たちには、潔癖症の傾向が見られる。黒白をちゃんとつけたがる性格であるゆえに、人生の正解が聖書に書かれていると思い込み、協会に真理を求めている人が多い。物事の因果を見極める眼力に乏しく、また決断の一切を上に委ねようとするため、結果として自らの頭で判断を下すことができなくなる。聖書を最高権威と認めて人生の判断基準を聖書に求めていると主張しているが、それは、自分に対して自信がないことを覆い隠しているに過ぎない。ともかく、協会に真理を求めていること、これが証人たちの活動目的の一つ目である。

第二に、証人たちは、排他的傾向性が極めて高い。エホバの証人の考えにそぐわないものには、それが宗教的な事柄であろうと世間的な事柄であろうと関係なくすべてのものに対して、排他的な態度を取る。そのため、入会当初はエホバの証人以外にもコミュニティーがあった人でも、証人の活動が進んでいくにしたがって他のコミュニティーから疎遠となり、結果として、エホバの証人だけが唯一所属しているコミュニティーになってしまう。孤独を恐れるあまりに活動を続けざるをえないこと、これが証人たちの活動目的の二つ目である。

第三に、証人たちは、聖書尊崇の念が異常に強い。自分の人生への見返りを一切求めず、純粋に聖書の教えを広めたいと思っているのだ。だからといって、聖書の教えを広めたことに対する見返りを本当に求めていないというわけではない。証人たちの求める見返りとは、ハルマゲドンの戦いが終わった後に訪れるという地上の楽園において、愛する家族と一緒に永遠に生き続けること、である。地上の楽園への入園切符は神の意志に一任されているため、証人たちは、神の意志に背いて永遠に滅ぼされないよう、日々、協会の指示に柔順に従って活動を続けているのだ。「地上の楽園に入りたい」「地上の楽園に入ってもらいたい」という一途な想い、これが証人たちの活動目的の三つ目である。


エホバの証人は、コンテンツの質問には強いが、コンテキストの質問には弱い。

エホバの証人は、神に永遠に滅ぼされる恐怖に怯えている。

エホバの証人の教義は、「ハルマゲドンの戦い」がキーワードである。


吉田 功
日蓮正宗法華講員 元・創価学会三世 昭和60年、東京都葛飾区にて学会三世として生まれるも、幼少の頃から、池田大作の写真から発せられる おどろおどろしさ に違和感を覚え、平成9年の中学校入学より学会活動を拒否。学会に籍だけをおく未活動会員だったが、親友からの学会勧誘がきっかけとなって、平成19年9月から創価学会を客観的に調べ始める。その過程において、創価学会が元は日蓮正宗の信徒団体であったが平成3年に破門されていたという事実が判明し、学会から正式に脱会することを決意。平成20年11月、日蓮正宗への再入信が叶い、令和元年の今日に至るまで、法華講員として信心修行に励む毎日を送ってきている。

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